症状との付き合い方に悩みながら短期間での転職を繰り返してきた。主治医からの紹介で利用開始。プログラムやグループCBTの参加・面談を通じて、調子が悪くなるきっかけや対処法を発見出来たことで体調が安定する日が増えてきた。今までの事務経験を活かして、大手企業の総務部に就職。現在は無期雇用に切替え、やりがいのある仕事を任されている。
就職ストーリーSTORY
NECSTを卒業し、新しい職場で活躍されている卒業生のみなさまをご紹介します。
様々な年代・障害を持った方々の就職までのストーリーです。
(時給など掲載情報は当時の内容です。)
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ビルド市川
Dさん(30・女性)
- 利用期間:
- 11か月
- 職種:
- 一般事務
- 雇用形態:
- 契約社員
- 給与:
- 月給20万円
- 障害名:
- 双極性障害
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ビルド市川
Eさん(50代・男性)
大学時代に発症後、ひきこもりがちな日々が続くが将来のことを考え就職を決意。プログラムの参加に苦手意識があったため、面談と実習を中心に利用。不安や緊張との付き合い方がわかってきたことや頓服を飲まずに通所できるようになったことが自信につながり、トライアル雇用を経て数十年ぶりの就職。給料でちょっといいお弁当を買うことが最近の楽しみ。
- 利用期間:
- 23か月
- 職種:
- 事務補助
- 雇用形態:
- パート
- 給与:
- 時給1,020円【採用当時】
- 障害名:
- 統合失調症
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ビルド神保町
Fさん(30代・男性)
新卒後2社を経て、最後はプログラマーとして働いていたが、うつ病の発症が理由で退職した。主治医の勧めでビルド神保町を利用。再びプログラマーとして働きたいが、長時間働くことは難しかった。障害者雇用で短時間勤務の配慮を得たいが、初めての障害者雇用にも不安がある。個別面談でその不安を解消した上で、配慮を得て働くことを決断できた。
- 利用期間:
- 6か月
- 職種:
- プログラマー
- 雇用形態:
- パート
- 給与:
- 時給1,250円【採用当時】
- 障害名:
- うつ病
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ビルド神保町
Gさん(40代・女性)
20代前半にわずかな仕事経験はあるが、以降はデイケアや地域活動支援センター、就労継続支援B型に通ってきた。同世代の仲間が就職したことをきっかけに、自分もがんばってみたいと思えた。最初はビルド神保町に通うだけで精一杯だったが、企業見学や企業実習を複数回繰り返し、徐々に自信がついた。そして、趣味のファッションに関係する軽作業の仕事に就くことができた。
- 利用期間:
- 22か月
- 職種:
- 軽作業、清掃
- 雇用形態:
- パート
- 給与:
- 時給1,050円【採用当時】
- 障害名:
- 統合失調症
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ユースキャリアセンター フラッグ
Hさん(20代・女性)
専門学校を卒業後、いくつかアルバイトを経験したが周りのペースについていけず、短期で離職となることが多かった。周囲の勧めで心理検査を受け発達障害がわかった。「発明をしたい」という夢があり、フラッグ在籍中に職業訓練でCADを学んだ。CADをできる仕事を探し、現在の職場では事務とCAD図面制作補助を行っている。コミュニケーションが得意ではないが、周囲が理解しており順調。
- 利用期間:
- 1年3か月
- 職種:
- 事務補助
- 雇用形態:
- アルバイト
- 給与:
- 時給950円【採用当時】
- 障害名:
- 自閉スペクトラム症(アスペルガー)
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ユースキャリアセンター フラッグ
Iさん(30代・女性)
4年制大学を卒業したが、うつ状態になり就職活動はせずしばらくは自宅で療養していた。その後就労継続B型を3年経験後、クリニックの紹介でフラッグを利用。すべてに対してまじめに取り組むものの、深く考えすぎてしまい被害的になってつらくなることがあった。フラッグでは障害特性の整理や認知行動療法を学び支援者と対処法を検討した。自宅が遠方のため、フラッグへは週に3日の通所。就職まで慎重に進めたいという希望があり、6か月のトライアル雇用でスタートし契約社員となった。
- 利用期間:
- 1年6か月(トライアル期間6か月含む)
- 職種:
- 一般事務
- 雇用形態:
- 契約社員
- 給与:
- 月給16万5000円
- 障害名:
- 自閉スペクトラム症(アスペルガー)