高校卒業後、20代は作業系のアルバイトをするも、続かず転々とする。その後15年以上の療養期間を経て、ビルドに繋がる。これまでは生活と仕事を両立する難しさや対人関係で上手くいかないことが多かった。仕事に集中できるよう、生活面でのサポート体制を整えつつ、ご本人の強みである指示された作業を着実にこなす力を活かすことができる職場を探した。企業見学や実習を通して、ご本人の好きな某有名企業の物流倉庫に就職。
【統合失調症】就職ストーリーSTORY
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ビルド市川
Fさん(40代・男性)
- 利用期間:
- 20か月
- 職種:
- 衣料品等の梱包、発送
- 雇用形態:
- 契約社員
- 給与:
- 時給1,300円
- 障害名:
- 統合失調症
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ビルド市川
Jさん(40代・女性)
働きたい気持ちがあったものの自信がなく、就労継続支援B型事業所に通所していたが、ビルドを利用して挑戦したかった接客の仕事に就く。ジョブコーチの資格を持ったスタッフが定期的に職場訪問し、作業を覚えるコツやミスを防ぐ支援を行い、徐々に職場で活躍できるようになった。2年後、お母様の介護が必要になったため、相談支援事業所や高齢者サポートセンターの担当者と連携をとりながら、仕事を継続している。
- 職種:
- 店舗での接客・品出し
- 雇用形態:
- パート
- 給与:
- 時給950円【採用当時】
- 障害名:
- 統合失調症
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ビルド神保町
Gさん(40代・女性)
20代前半にわずかな仕事経験はあるが、以降はデイケアや地域活動支援センター、就労継続支援B型に通ってきた。同世代の仲間が就職したことをきっかけに、自分もがんばってみたいと思えた。最初はビルド神保町に通うだけで精一杯だったが、企業見学や企業実習を複数回繰り返し、徐々に自信がついた。そして、趣味のファッションに関係する軽作業の仕事に就くことができた。
- 利用期間:
- 22か月
- 職種:
- 軽作業、清掃
- 雇用形態:
- パート
- 給与:
- 時給1,050円【採用当時】
- 障害名:
- 統合失調症
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ビルド市川
Eさん(50代・男性)
大学時代に発症後、ひきこもりがちな日々が続くが将来のことを考え就職を決意。プログラムの参加に苦手意識があったため、面談と実習を中心に利用。不安や緊張との付き合い方がわかってきたことや頓服を飲まずに通所できるようになったことが自信につながり、トライアル雇用を経て数十年ぶりの就職。給料でちょっといいお弁当を買うことが最近の楽しみ。
- 利用期間:
- 23か月
- 職種:
- 事務補助
- 雇用形態:
- パート
- 給与:
- 時給1,020円【採用当時】
- 障害名:
- 統合失調症