専門学校を卒業後、いくつかアルバイトを経験したが周りのペースについていけず、短期で離職となることが多かった。周囲の勧めで心理検査を受け発達障害がわかった。「発明をしたい」という夢があり、フラッグ在籍中に職業訓練でCADを学んだ。CADをできる仕事を探し、現在の職場では事務とCAD図面制作補助を行っている。コミュニケーションが得意ではないが、周囲が理解しており順調。
【発達障害】就職ストーリーSTORY
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ユースキャリアセンター フラッグ
Hさん(20代・女性)
- 利用期間:
- 1年3か月
- 職種:
- 事務補助
- 雇用形態:
- アルバイト
- 給与:
- 時給950円【採用当時】
- 障害名:
- 自閉スペクトラム症(アスペルガー)
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ビルド市川
Aさん(40代・女性)
障害非開示で働いてきた前職までの失敗体験により、何をするにも自信が持てなかったが関係機関の勧めで利用開始。自信を取り戻すためにチャレンジした実習で、同じ作業を繰り返し行うことが得意であることが判明。その強みを活かしてご本人が好きな衣料品を扱う工場に障害者雇用で就職。今では「定年までここで働きたい」と笑顔で話されている。
- 利用期間:
- 6か月
- 職種:
- 衣料品の仕分け、梱包
- 雇用形態:
- パート
- 給与:
- 時給950円【採用当時】
- 障害名:
- 自閉スペクトラム症(ADHD)
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ビルド神保町
Bさん(20代・男性)
大学中退後、アルバイトを転々とした。多くの仕事でミスが目立ったり、対人関係に苦慮したりして自信をなくした。ビルド神保町で初めて自分以外の発達障害の人と出会い、プログラムを通じて彼らも似たような苦労をしていることを知り、少し安心した。彼らと「うまく働き続けるコツ」を学び合い、自分自身にもその方法を取り入れることができた。
- 利用期間:
- 9か月
- 職種:
- 事務補助
- 雇用形態:
- 契約社員
- 給与:
- 月給170,000円
- 障害名:
- 発達障害(自閉スペクトラム症)
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ユースキャリアセンター フラッグ
Cさん(20代・男性)
フラッグ就労移行支援事業を2回目の利用。前職の失業給付を受給中に次の就職を決めたいとの目標があった。CさんはPC能力高く、ワードもエクセルも得意であったが、前職の事務職では集中しすぎてしまう(過集中)の発達特性が強く出て疲労が蓄積していた。そのため仕事選びをフルタイム勤務から時給にし、作業の区切りが明確な仕事にした。なおかつ細かな手作業が得意である長所が生きる職種に就職することで、現在は安定して勤務している。
- 利用期間:
- 8か月
- 職種:
- 事務・軽作業
- 雇用形態:
- アルバイト
- 給与:
- 時給1,020円【採用当時】
- 障害名:
- 自閉スペクトラム症(ADHD、アスペルガー)